大人には分からない刺激と戦う「モロー反応」

「モロー反応」という言葉は、子供を持ってみて初めて耳にする
また現象を目にするものと思われます。

日常の中の「あれ?」というタイミングで、
調べてみて初めて知った、という方も珍しくはないはずです。

また調べれば調べるほどに、心配になってしまう情報もありますが
実際には、モロー反応の様子だけで判断はできず
生後間もないほどに、「当たり前の反応」という認識が必要です。

そもそもモロー反応とは、「原子反射」の1つであり
原子反射とは、大人にはない、赤ちゃん特有の反応です。

基本的には、「必要だから備わっている反射」になりますが
モロー反応のように、なんのため?と思ってしまうような
不思議な反射行動というのは、様々なものがあります。

モロー反応に関しては、「何らかの刺激」から
体を守るために起きているものと考えられています。

それは、

  • 気圧
  • 温度
  • わずかな音

といったものに対して、大人以上よりもはるかに
敏感なことから、起きているという考えが一般的です。

モロー反応による様々な反応

一般的な様子としては、

「ビクッと、震えた後に目を覚ます」

「いきなり両手を、バッと広げる」

「空中を、ゆっくり抱くようなしぐさ」

といったものが顕著です。

何気ないしぐさと見分けがつかないこともありますが
「ビクッ」とした反応に対して、心配になることもあるはずです。

一瞬で終わったり、少し痙攣している様子が見える際には
確かにより心配になってしまうことは、仕方がないことです。

ただし、「自分のモロー反応に驚く」という現象もあり
モロー反応の後に、手足をバタつかせるしぐさに関しては
痙攣ではなく、赤ちゃん特有の一般的な動きの可能性もあります。

ただし、生まれながらに備わった反応の1つであり
むしろ「元気な証拠」と、考えることも必要です。

また、モロー反応だと気づかずに見逃しているものも多いものです。

頻度と継続時間には年のため注意すべき

このモロー反応の頻度というのは、個人差があるものであり
頻繁に見られる際には、「やや神経質なのかな?」ともとれますが
生後2か月以内に多くの、基本的に全ての赤ちゃんに
その程度に個人差があれど、見られるものになります。

一般的には、生後2~3ケ月を境に収束しますが
中には、生後半年くらいまで続く場合があります。

「多いから、無くならないから病気」ということはなく
モロー反応だけで判断できるものでもありません。

ただし、モロー反応の有無が全てではありませんが
収束に向かわないことが、1つの判断基準となる疾患も存在し
「神経」といった、重要なものが関わっているものになります。

またモロー反応の収束は、「首の座り」といったものに
必要な過程であるという一面もあります。

もちろん、医師の下での検査・判断が必要なものであり
「半年」という期間を目安にして、なかなか頻繁なものが治らない場合には
医療機関に相談に訪れることが推奨されます。

モロー反応は防ぐことができる?

本能的な反射反応である、モロー反応は根本的な部分で収束しない限り
治まることはありませんが、大きな反射を防ぐこと、自分の動きに驚かせないためには
「おくるみ」で巻いてあげることが、一般的です。

手を伸ばした際に、硬いものに当たってしまう等
「二次被害」を抑えることもにもつながり、特にモロー反応に付随した
「夜泣き」が激しい場合には、ぜひおくるみを巻いて寝かしてあげましょう。

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